- Home
- 過去の記事一覧
出版社:辰巳出版
-
深夜の街角で
栗元慶太は金属加工の工場で働いている。●校を卒業して東京に出てきてからはや3年。昔から内気でコミュニケーションが苦手だったから、都会でも孤独を抱えていた。寂しい時に思い出すのは、2つ年上の幼馴染み・松井清香のこと。すらり… -
背徳の花びら
牧野啓太は上司の高辻俊平が入院したと聞き、慌てて病院を見舞う。上司の妻・紗江子は疲れ切った様子だった。彼女は40歳で凜とした品のある佇まいをしている。人によっては、紗江子の取り澄ました風情は冷たく見えて、美人特有の権高な… -
小悪魔協定
翔太は学園生活を満喫していた。苦しい浪人期間を経て、やっと東京の大学に合格。山間部の田舎から出てきた。東京での学園生活は煌びやかすぎて、すぐには馴染むことができなかったが、親友の晴輝がサークル「広告メディア研究会」に勧誘… -
バレー部の先輩
29歳の上江田友和はママさんバレーのコーチに招聘された。初めての練習で、12年ぶりに早田翔子と再会する。友和にとって、彼女は●校時代の憧れの先輩だった。174cmも身長があっただけに、友和が見上げる格好になる。今や夫も子… -
こんな官能小説が読みたかった! vol.79
業界No.1誌『特選小説』が選んだ傑作官能アンソロジー『こんな官能小説が読みたかった!』。vol.79となる今回は、「美熟女、蜜悦の出逢い」というテーマを中心に、全11話の官能作品をお届けいたします。※収録作品『夜桜ワル… -
アクメのままで
M省の役人・能勢隆夫は上司の葬式で沢井瑞穂と久々に顔を合わせた。42歳の瑞穂は元部下で、今は弁護士をしている。2年前に離婚したらしい。見た目は歳よりも若く、肌に艶があって、プロポーションも昔から変わっていない。整った顔立… -
死ぬまで悦楽
沢田屋の隠居・六兵衛は50歳半ば。芸者相手に放蕩を繰り返し、狒狒爺と揶揄されるほどだった。しかし、そうなったのには理由がある。六兵衛は百姓の家の三男坊で、11歳の時に沢田屋で奉公することになった。周りの丁稚が色気づく中で… -
女優じゃなくても
今泉亜依香は困惑していた。古くからの親友から「生活に困ってAVなんかに出てないよね?」と連絡があったからだ。どうやら自分とそっくりな式城さくらという女優がいるらしい。ネットで調べると、淫乱巨乳美人妻という触れ込みで出演し… -
みだら梅雨
槍杉益男は●校3年生。大学の推薦もほぼ決まり、●校生活でやり残しているのはファーストキスと初体験ぐらい。だが、元より根暗でパッとしない益男を同級生の女子たちは相手にしてくれない。仕方なく憧れの国語教師・高宮裕美子で妄想し… -
こんな官能小説が読みたかった! vol.80
業界No.1誌『特選小説』が選んだ傑作官能アンソロジー『こんな官能小説が読みたかった!』。vol.80となる今回は、「美熟女が濡れる旅の夜」というテーマを中心に、全12話の官能作品をお届けいたします。※収録作品『隠れ蓑』… -
びしょびしょにして
30代半ばの藤波藍子は水族館で偶然、北沢正晃と再会する。10年前、恋人同士だった彼は子供連れだった。妻とは離婚していて今日は子供との面会日らしい。その場は再会を約束して別れたが、藍子の気持ちは高鳴りを抑えられなかった。当… -
ゴザむしり
11年前に夫を亡くした栗須厚子はもうすぐ50歳になる。夫の命日、墓参りを終えると、彼が遺したマンションに直行。これまで住んでいた家を引き払い、秋からはここでひとり暮らしをする予定だった。厚子はこのマンションをほとんど訪れ… -
熱帯夜ブルース
国松虎吉は35歳。プロレスラーとしてデビューして15年経つが、未だにテレビ中継に映ったことのない万年前座のレスラーだった。昔、一目惚れした看護婦の幸代と付き合っていたが、プロポーズした後に彼女が急逝。それを引きずり、ずっ… -
四十八日目の未亡人
本田慎也は兄嫁・理沙子を不憫に思わずにはいられなかった。7歳上の兄・隆之が心臓発作で急逝。理沙子は31歳で未亡人になってしまったからである。もともと色白だったが、今の顔の白さは異常だった。落ち込む兄嫁を心配した母から提案… -
こんな官能小説が読みたかった! vol.81
業界No.1誌『特選小説』が選んだ傑作官能アンソロジー『こんな官能小説が読みたかった!』。vol.81となる今回は、「美熟女、甘媚な体験」というテーマを中心に、全11話の官能作品をお届けいたします。※収録作品『やり直した…