出版社:辰巳出版

  • 隠花の里

    松崎奈那子は32歳。4年前に結婚した夫・信弘の帰りが、最近妙に遅い。問い詰めるとあっさり浮気を認めた。怒り心頭の奈那子は家を飛び出し、一人旅へと向かうのだった。行先は新婚旅行で訪れた町、山陰の小京都と呼ばれる島根の津和野…
  • 結婚できない男

    小山内春彦は32歳の独身。両親の強引な勧めもあって結婚相談所に通っているが、彼女いない歴=年齢という経験値では上手くいくはずもなく、今まで50回ほど失敗を繰り返していた。相談所のアドバイザー・35歳の設楽彩芽にカウンセリ…
  • 香る女

    結婚して十数年、36歳になる久仁絵は、育児にも一段落ついて生活に余裕が出てきた。だが夫は仕事で忙しく、なかなか夜の相手をしてくれない。熟れきった三十路の肉体は欲求不満に陥っていた。そんな中、大学時代に付き合った男・小堀と…
  • させ婆

    佐久間診療所の院長・公平は70歳になるが、女を抱きたくて仕方ない。元々女好きなのに、妻に先立たれて3年、女の体に全く触れていないからだ。周りにいる女性といえば、17歳から知っている春代ぐらいだが、親友の妹で現在67歳とい…
  • 無花果の女

    ●校3年生になる吉岡守男が風呂に浸かっていると、隣家の若妻・長谷部昭子の歌声が聞こえてきた。両家の風呂は、生け垣を挟んで面しているのだ。覗きがバレないよう、ゆっくりと窓ガラスを開けてみる守男。すると、洗い場に屈んで髪を洗…
  • 手仕事

    19歳になる大学生の佐原誠人は夏休みの間、隣家に住む●●●年生・根岸歩美に勉強を教えていた。二人は十年来の付き合いで、兄と妹のような関係だった。だが遊びたい年頃の歩美は、友達に誘われ外へ出かけてしまう。一人残された誠人は…
  • 年上の女

    駅のホームですれ違ったOLがあの匂いを漂わせていた。小夜子さんがつけていた香水と同じ……。蒼井草太には一人の忘れられない女性がいた。遠い昔に童貞を捨てた相手、天野小夜子という27歳の人妻だ。大学合格を機に上京したものの、…
  • 初恋の人

    小学校の同窓会に参加した芳川真帆。およそ20年ぶりに会う懐かしい面々たちの中で、真帆が必ず会いたいと楽しみにしていた初恋の人物が現れた。担任の大久保先生だ。円熟した50代後半の紳士になっていたが、優しい笑顔と穏やかな話し…
  • ダッチ・ボーイ

    46歳の結城は最近脱サラを果たし、念願だった‘大人のオモチャ販売’を始めた。自社で開発した商品を持って、お金持ちの有閑マダムに売りつけるのが日課だ。この日は、高級ホテルのロビーで目を付けていた一人の美熟女にターゲットをし…
  • ナマ妻事件

    33歳の五木加代は、エリート官僚の夫・道朗のため、専業主婦として家事を切り盛りしていた。ある日、二人で買い物をした帰り道に、杉田という怪しい人物から声をかけられた。夫のポケットから宝石が見つかり、万引き犯に間違えられるの…
  • 義士まつり

    42歳の矢崎啓太は京都在住の気ままな一人暮らし。恋人を作らないのは、一人の女性の存在があるからだ。佐野亜里--当時から想いを寄せていたが、結局告白できずに終わった中学校の同級生。そのまま淡い記憶として留まるかと思われたが…
  • 憧れの叔母あ

    買い物に出かけている間に空き巣に入られ、ショックを受ける三嶋辰美。頼みの綱である夫は仕事が忙しく、今日は家に戻れないという。不安に陥る中、近所に住む大学生の甥・五十嵐正隆が一晩泊まりに来てくれた。用意した手料理を美味しそ…
  • 夫婦鏡

    「尚哉くん、もっと舌ちょうだい……」「あん、おばさん。むんぅ」ラブホテルのベッドに倒れこみ、年下の恋人に熱っぽく覆い被さった佐和子は、大きな鏡に映る淫らな自分を意識しながらネチョッと舌を突き出した。結婚して18年。もうす…
  • 夜咄の未亡人

    証券マンをしている太川淳一は妻を先に亡くし、一人娘・佐栄子と二人暮らし。彼の今の趣味はもっぱら茶道である。そもそもは佐栄子が通っていた教室であったが、着物が似合う講師・加納まり子に一目惚れした淳一が、代わりに習うことにし…
  • お姉さんのギプス

    足をケガした美人従姉・佐村美代子の看病を続ける耕介。一人でトイレに行けない彼女のため、大人用のオムツをはくことを提案するのだった。顔を赤らめながら放尿する美代子。その仕草に興奮した耕介はオムツを脱がせ、湿り気を帯びた股間…
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