出版社:光文社

  • 甘 い 指

    送別会の夜、柿山は泣きたい気持ちだった。密(ひそ)かに思いを寄せた萌(もえ)はやって来ない。しかも目の前にいるのは、彼女の恋人と噂される御曹司。が、駆けつけた萌は柿山に意外な告白をした──。二十歳以上年下の憧れの美女。そ…
  • 上手な女

    男性に「上手だなァ」と感嘆される、いい女性たちがいっぱい登場。健康な性には陽気な笑いが伴って楽しい。たとえば「たたせ上手な女」の一編は、清拭日に看護婦が患者に希望を与える奉仕をほどこす。「ノーモア家族」で「小説新潮」新人…
  • 可愛い誘惑

    (どんな匂いだろう、香織の匂いは……)。社長の頼みで家庭教師を務めることになった早瀬の前に現れたのは、胸が震えるような美少女だった。「勉強だけじゃなくて、いろいろ教えてほしいな」──少女の誘うそぶりに昂(たか)ぶる欲望。…
  • 柔肌は殺しの匂い

    一人全裸でお楽しみ中の美女も、おれと同じ空巣狙いのプロだという。二人は意気投合した。女の指示で、でかい仕事を──。その直後、忍び込んだ家の夫人が殺害されたとニュースが流れた。犯人の特徴はおれそっくり。畜生! 陥(おとしい…
  • 美女あそび

    まず目次をご覧いただきたい。魅惑的な女の名がズラリ! 酒井貢一は、銀行の貸付係長になって、女性がいかにお金を欲しがるかを知った。人妻、OL、女子大生も、みな同じ。ところが誰も返済が苦手で、体で返したいと願う。だから酒井は…
  • 美少年がほしい

    いつもこんな手でスカウトするのかよ、といった目で美少年は梶佐和子をみつめる。二人ともベッドで全裸だ。佐和子は「梶芸能プロダクション」の女社長。「わたしを夢中にできたら必ずスターになれる」と自信をもって言いきる。「小説現代…
  • 遊び妻

    牧原卓夫、35歳。アパレルメーカーの企画課長。結婚10年で倦怠期を。そこに現れたのが高崎三恵。熟れた人妻だ。牧原は三恵をモニターに起用、互いに肉体を貪り合う。双方の夫婦は別離へ。だが牧原は三恵を奪った自信から若い娘を次々…
  • 愛しい唇

    恵まれた容姿とセックスを武器に、次々と美女をものにしていく青年・瞭。その内面は、過去の暗い体験から荒(すさ)みきっていた。そんな彼の前に現れた天使のような処女・美香。しかし、漁色の限りを尽くす実業家・茂野も、執拗に彼女を…
  • 陶 酔

    大工の末吉は東京・本郷のお屋敷を修理の折り、裏庭の離屋の中から嬌声を聞いた。そっと覗くと、女が全裸でのけぞり肌を掻きむしっていた。名前はよね。飢えた二人は激しく重なる。よねは背に腕に焼け火箸で末吉の妻と刻み、手足の指を刃…
  • すたらまんち

    「そろそろ、ヘッコすっか?」六助は覚えたての秋田弁で言った。「ああ……そんなこと云われると、雅子おかしくなっちゃう!」 婦人科医・桧山六助は、そろそろ性的に限界を感じつつある56歳。ところが、学会の帰りに寄った湯沢で、秋…
  • まぶい女はクールに犯せ

    父の愛人に手をつけた三田村雄介はバツの悪さから家出を図る。生きる手段に、大学時代きたえた空手の特技を生かし、新宿のクラブの用心棒を引き受けた。腕っぷしは抜群。その強さを認められ、企業スパイに仕立てられた。相手会社の機密を…
  • 艶(つや)やかな秘命

    パシフィック・オリオン国大統領のために「はじけ豆で蛞蝓(なめくじ)名器」の日本女性を探しだし、同衾(どうきん)させよ!? ──朝日建設の閑職課長・鯖江将介に専務から秘命が下った。成功報酬は、かの国からの新空港建設など90…
  • 野望銀行 新装版

    銀行員(バンカー)として出世コースに乗るのか、平凡な道を歩むのか。中央銀行に勤続7年目、小田切正雄(おだぎりまさお)は勝負の夜を迎えていた。二流の私大を卒業、このままでは運が良くても地方の支店長止まり。だが目の前にいるワ…
  • 優しい肌

    知り合いから「この子の就職先を探してやってほしい」と紹介されたのは、エロティックな肌を持つ下島友美だった。広崎充は、家庭を忘れ、二十歳以上離れた友美との刺激的な情事に溺れていくが……彼女には、同世代の恋人がいた! 嫉妬に…
  • 人妻あそび

    スナックで知り合った人妻はジャスミンの匂いを漂わせていた。ホテルへ誘うと、あっけないほどアッサリついてきたのだが……。(「人妻の甘き匂い」) 外出する妻に、間違えて裏返しにパンツをはかせた夫。ところが、帰ったらパンティは…
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