午前二時の乳房
舞台は昭和42年。大学2年生の笹村良一は下北沢のスナックでギターの弾き語りのバイトをしていた。客席には3人の女性……山田和代、稲門佳子、三浦澄江の顔があった。恋人の和代とは毎日のように身体を求め合っている。今日は3回もしたが、精子の付いたティッシュの匂いをかぐのが好きだという。最近はグッと大人っぽい表情を見せるようになり、淫靡になってきた。その和代の友達である佳子はもっと真面目なタイプ。良一と同じアパートに住む潮沢に片思いを続けている。良一と和代の間に割って入ろうとしているのが澄江。かなり遊んでいる雰囲気で、隙さえあればちょっかいを出そうとしてくる。良一は、そんな3人がそれぞれ抱える気持ちに触れながら、全員と身体を重ねていき……。
タイトル | 午前二時の乳房 |
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作者 | 沢井涼 田宮彩 |
出版社 | 辰巳出版 |
シリーズ | 午前二時の乳房 |
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発売日 | 2016年09月30日 |