作家、原作者、著者:野尻あい
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感じる水
「泳げるようになって、あたしとセックスしようよ」。19歳の立花ほのかは、ぽっちゃり系で巨乳なのにもかかわらず、会社の男性陣にはあまり相手にされていなかった。そんな彼女は、子供の頃から通うプール教室で水に性的興奮を感じ、全… -
ちいさいひとがすき
大学生の平尾恵理は昔からオナニーが大好き。最低な初体験を済ましてからは、余計オナニーにのめり込んでいき、様々な玩具を持つようになっていた。巨大なサイズも試してみたが、最近のお気に入りは小さなディルド。それで味わう快感から… -
ひまわりの横顔
矢部は久しぶりの同窓会で戸川葉子と再会した。成人式以来に顔を合わしたが、32歳になっても彼女は昔の面影を残していた。さすがに昔と比べるとふっくらとしていたが、ドングリのような瞳、よく動く細い眉、薄い唇はあの頃のまま。何よ… -
やさしいけもの
年収1000万以上の男と結婚する。28歳の春にそう決めた下仁田りかは婚活パーティや合コンに積極的に参加してきたが、成果はなし。朝食を準備して、寝ている旦那を起こすイメトレも効果はなかった。時間ばかりが過ぎ、29歳なってか… -
素肌のメタモルフォーゼ
20歳の鏑木由宇は毎年夏になると海に通っている。肌を小麦色に焼くためだ。恥ずかしい場所だけ日焼けの跡が目立つのが好きだった。気がついたのは●校1年の時。ささやかな乳房のふくらみが日焼けで強調されるのを見て、恥ずかしさの中…